『誰かが私にキスをした』堀北真希×アントン・イェルチン 甘いキスを巡り…大論争?
ただ、日本の作品の場合、想い合っている者同士が盛り上がってキスしたり、キスをする過程や理由みたいなものがきちんと描かれているじゃないですか。そうじゃなく、日常的にキスしたり、相手に好きだと伝えたりするのが新鮮だなと思いました。たしかに、最初に台本を読んだときは『どうやって演じよう?』と悩んだんです。でも、ナオミの気持ちになってみたら、そんなに無理はなかった。お芝居のプランをあえて考えず、ごく素直にできましたね」。
エースが初めて登場し、自分が彼氏だった事実をナオミに伝える場面でも2人はキス。このシーンをふり返り、アントンは「エースがナオミにキスをするんだけど、エースはキスに応えてもらえないんだよね。それは記憶を失くしたナオミがエースのことを忘れてしまい、戸惑っているからなんだけど、僕自身も少し悲しかったよ…」と本気でしょんぼりする。
そんなナオミとエースの関係のゆくえは本編をご覧いただくとして、次に共演するとしたら、どんな関係の役柄を希望する?こう尋ねると、堀北さんから「ラッブラブなカップル!」と、アントンの顔を輝かせる答えが。そこで調子に乗ったアントンは「イエス!イエス!美しい夕陽の沈む海辺で、狂ったように濃密に愛し合う役がいいね。