山本裕典インタビュー 声を演じた主人公同様、他人に理解されない秘密が…?
(Photo:cinemacafe.net)
いま、最も多忙を極める若手俳優の一人、山本裕典。昨年は3本の連続ドラマ、『ROOKIES−卒業−』、『大洗にも星はふるなり』などの話題の映画への出演に加え、2本の舞台に出演し、座長をも務め上げた。今年も昨年に増して注目を浴びる彼が、このほど初めて挑戦したのが洋画の日本語吹き替え版の声優。ダーク・ファンタジー『ダレン・シャン』でタイトルロールのダレンの声を演じた。
「“アフレコ”というものの存在は知ってましたが、まさか自分がやることになるとは…。正直、自分とは無縁のものだと思ってました」とは率直な本人の弁。大役を終えての感想は?
「(自分の声を聞いて)不思議な感覚でした(苦笑)!最初に聞いて『何でだ!?』って。テンションを高めに演じたつもりが、映像の中のダレンの口の動きと合わせて見るとすごく低かったり。
改めて、プロの声優さんのすごさを肌で知らされましたが、楽しめました。もし機会をいただけるなら、またやってみたいな、とも思いました」。
映画、ドラマ、舞台などでの演技との違いを尋ねると、真摯な眼差しでこう語ってくれた。
「まず演技という意味で、気持ちの持っていき方は同じだと思います。