2022年7月18日 19:00
【インタビュー】山崎賢人が『キングダム2』で感じた信の強さと優しさ 「哀しみを知っているから」言える言葉がある
それがあれだけの熱い作品、日本の映画ではなかなかないスケールの映画として完成して、嬉しかったですし、それを実際にたくさんの方に観ていただけて、楽しんでもらえたのは素直に嬉しかったです。
――大ヒットという結果に安堵する気持ちもありましたか?
自分としては「やれることは全てやった」という気持ちでしたが…、それでもホッとした部分はありましたね。普段から数字はあまり気にしないようにしてはいますけど、きちんとヒットしたのはやっぱり嬉しかったです。
――その数字があって実現した今回の続編ですが、前作からスケールアップし、合戦シーンもあるなど、ゼロから全てを作り上げた前作とはまた異なる難しさやプレッシャーもあったかと思います。
そこは、信が初めて戦場に出ていくときの気持ちとも重なるというか、プレッシャーよりもワクワクするような気持ちが大きかったですね。やる気満々で、アクションの練習も早めに始めましたし、武者震いするような気持ちというか、良い意味での緊張感がありました。
――前作では厳しい減量を行なったそうですが、もう一度、そういう厳しい状況に自身を持っていくのはつらくなかったですか?
今回の信は、前作でいろんなことを乗り越えてより強くなっていたので、前作のように(過酷な環境で生きる信を体現するために)