2022年8月24日 14:00
永野芽郁、大粒の涙で「この作品ができたことを誇りに思います」『マイ・ブロークン・マリコ』完成報告試写会
原作を読み終わった途端、自分で映画化したいとプロデューサーに直談判したというタナダ監督は「発売当日に原作を読んですぐにプロデューサーに電話したのは初めての経験。シイノちゃんの衝動に引きずられる形で絶対に撮りたい、絶対に撮るという気持ちで突き進んでそれが今日に結びついていると思うと感慨深い」と思い入れを口にした。
タナダユキ監督、リアル親友であることを知らずにキャスティング
監督は、永野さんと奈緒さんの起用理由について「芝居が凄い人じゃないと話にならない。芽郁ちゃんがやってくれたらすごいと思ってオファーしました。そしてマリコは誰?となったときに、シイノの原動力になりうる芝居ができる力がないとダメなので、その力を借りられるのは奈緒ちゃんだと思った」と明かす。
ちなみに永野さんと奈緒さんは朝ドラで共演して以来、プライベートでも親友だが、タナダ監督はそれを知らず「キャスティングした後に仲がいいと聞いて驚きました」と明かし、2人を笑わせていた。
オファーを受けて永野さんは「とてつもない漫画で衝撃を受けた。やりたいけれどやりたくないというのが第一印象でしたが、漫画も脚本も良すぎてほかの人にやられるのは悔しいと同時に思いました」