『プリンセス・ダイアナ』25億人が見守った国民葬から25年…本編映像解禁
“世界で最も愛されたプリンセス”の世界初の劇場ドキュメンタリー『プリンセス・ダイアナ』。25年前、大規模な“国民葬”が行われた9月6日に合わせ、世界25億人が見守ったといわれる当時の本編映像が解禁となった。
25年前の1997年8月31日、ダイアナ元妃は事故で帰らぬ人となり、9月6日に大規模な葬儀が行われた。ダイアナ元妃の葬儀は「国民葬」(議会の承認が必要で極めて対象が限られる「国葬」よりも対象が広く、女王の合意のみで営むことができるもの)として執り行われた。
その模様はイギリスのみならず世界中で報じられ、推定25億人が中継を見たと言われており、日本でも約2時間にわたって衛星放送で生中継された。
本作にはその葬儀の模様もじっくりと描かれており、解禁となった本編映像には厳かな葬儀の様子と、複雑な表情を浮かべる皇室の面々、そして悲しみにくれる大衆の姿が次々と切り取られていく。
ダイアナの首の傾きを思い起こさせるウィリアム王子の悲しみをこらえながらも、懸命に自我を保とうとする姿、感情を読み取らせないエリザベス女王の凛とした佇まい、素直に感情を表し、まるで自身の家族を亡くしたかのように嘆き悲しむ大衆などをとらえている。