2022年9月7日 10:30
コリン・ファレルら笑顔『イニシェリン島の精霊』ヴェネチアで15分のスタンディングオベーション
前作『スリー・ビルボード』で第74回ヴェネチア国際映画祭脚本賞、2017年度トロント国際映画祭で最高賞の観客賞、さらに第90回アカデミー賞主演女優賞(フランシス・マクドーマンド)を受賞したマーティン・マクドナー監督の最新作『イニシェリン島の精霊』が、第79回ヴェネチア国際映画祭にてワールドプレミア。監督のマーティン・マクドナー、出演のコリン・ファレル、ブレンダン・グリーソン、ケリー・コンドンが参加した。
アイルランド本土が内戦に揺れる1923年、孤島のイニシェリン島を舞台に描く本作。マクドナー監督による『スリー・ビルボード』以来、5年ぶりの最新作ということもあって、ワールドプレミアに先んじて実施された記者会見には大勢のマスコミ陣が出席。
マクドナー監督、コリン、ブレンダン、ケリーが紹介されると大歓声が沸き起こり、あまりの盛り上がりっぷりに監督やキャスト陣も思わず笑顔。会見がスタートすると、熱のこもった質問が相次いで投げかけられ、それぞれ真摯にコメント。会見終了後は記者たちからのサインのオファーが後を絶たず、マクドナー監督最新作の注目度の高さを改めて感じさせた。
その後、世界各地から集まったマスコミ陣や映画ファンたちで大賑わいのレッドカーペットに、マクドナー監督、コリン、ブレンダン、ケリーらがスタイリッシュなスーツやドレープの美しいドレスを身にまとって登場。