眼鏡&地味なスウェットの美波からなぜか目が離せない! 『乱暴と待機』画像が到着
(Photo:cinemacafe.net)
自らの名を冠した劇団を率いて公演を行うと共に、「あの子の考えることは変」(講談社刊)で昨年、芥川賞候補に名を連ねるなど、小説家としても注目を集める本谷さんが2005年に発表した戯曲(※小説版は2008年刊行/メディアファクトリー刊)を、『パビリオン山椒魚』や昨年公開の『パンドラの匣』などで高い評価を得る冨永監督が映画化するということで、製作が発表された当初から注目を集めていた本作。
血の繋がりがないにもかかわらず、なぜか“お兄ちゃん”と“妹”という関係性の中で、2段ベッドが据えられた狭い部屋に暮らす2人の男女。その近所に引越してきた男と妊娠中のその妻。彼らが乱れ、暴れ、待ち続け、機をうかがい、物語が紡がれていく――。
今回解禁となったメインビジュアルのイラストを担当しているのは『ヱヴァンゲリヲン』新劇場版シリーズの監督を始め、数々のアニメーションを手がけてきた鶴巻和哉。鶴巻さんは、本谷さんによる本作の原作小説の装丁も担当しており、原作小説の装丁のビジュアルや2段ベッドという重要な小道具を取り入れ、作品の持つ世界観を表現。その周囲を囲むように、この個性的過ぎる4人のキャラクターを演じた浅野さん、美波さん、小池さん、山田さんの写真が配置されている。
また、もう1枚公開されたイラストなしの特別写真では、鶴巻さんのイラストと同じ構図で浅野さんらが写真に収まっている。
特に注目すべきは、“妹”こと奈々瀬を演じる美波さん。ウェットに眼鏡という姿でどこか物憂げにこちらを見つめる姿からは、“セクシー”ではないのにどこかエロティックな雰囲気が否応なしに伝わってきて、不思議と目が離せない――。
さてさて、映画は一体どのような仕上がりになっているのか?『乱暴と待機』は秋、テアトル新宿ほか全国にて公開。
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乱暴と待機 2010年秋、テアトル新宿ほか全国にて公開
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