2022年9月13日 18:30
映画音楽の巨匠に迫るドキュメンタリー『モリコーネ 映画が恋した音楽家』来年1月公開
『ニューシネマ・パラダイス』のジュゼッペ・トルナトーレ監督が、故・エンニオ・モリコーネの葛藤と栄光に迫る音楽ドキュメンタリー『ENNIO(原題)』が『モリコーネ 映画が恋した音楽家』の邦題で来年1月より公開されることが決定した。さらに、第35回東京国際映画祭 ガラ・セレクションにて特別上映されることも決定した。
2020年7月に逝去した音楽家エンニオ・モリコーネ。享年91歳。1961年以来、500作品以上という驚異的な数の映画とTV作品の音楽を手掛けた。なかでも日本でも超ロングランヒットを記録、アカデミー賞外国語映画賞にも輝き、人生の喜怒哀楽を表すかのような旋律で情感豊かな映像とともに人々の心に永遠に刻まれた『ニュー・シネマ・パラダイス』(89)を始め、ジュゼッペ・トルナトーレが監督するほぼ全ての映画音楽を手掛けた。
本作は、そんな師弟関係とも呼べる<最後のタッグ>を組んでいたトルナトーレ監督だからこそ引き出せた、モリコーネ自身の真の姿に迫っていくドキュメンタリー。
『ニュー・シネマ・パラダイス』はもちろん、『荒野の用心棒』(64)、『アンタッチャブル』(87)、『ヘイトフル・エイト』(15)