(Photo:cinemacafe.net)
マイケル・ダグラスの息子、キャメロン・ダグラスが20日、ニューヨークの連邦地裁より、違法薬物所持と薬物の大量取り引きの罪で禁固5年の実刑判決を言い渡された。
前日に息子の減刑を訴える手紙を公開したマイケルは、前妻でキャメロンの母親であるディアンドラ・ルーカーと傍聴席に座り、「僕の引き起こした悪夢に、家族や愛する人々を巻き込んでしまったことをお詫びしたい」とキャメロンが判事に訴えるのを、必死に涙をこらえながら聞いていた。
マイケルと現在の妻でキャメロンの継母にあたるキャサリン・ゼタ=ジョーンズ、祖父のカーク・ダグラスを含む家族や友人から減刑を求める手紙は判事のもとに37通届けられたという。13歳のときからドラッグに手を染めてきたキャメロンは逮捕後の昨年8月以来、クリーンな状態で過ごしている。判事によれば、手紙を送った人々は「(キャメロンが)ついに中毒から抜け出せる準備ができたと信じている」という。
だが、判事は刑務所に入ることが被告にとって「人生を改める最後のチャンスになるはず」として、5年の実刑判決を下した。当初10年と言われていた実刑年数は半減されたが、閉廷後、大勢の取材陣に囲まれながらも無言で連邦地裁を後にしたマイケルの表情は険しいものだった。