2022年10月19日 09:00
累計600万部超え「OUT」実写映画化 監督は品川ヒロシ
累計600万部超えの人気コミック「OUT」(井口達也/みずたまこと)の実写映画化が決定。来年1月予定の撮影開始を前に、メインキャラクターのオーディションも開催される。
少年院から出所した井口達也は、西千葉で焼肉店を営む親戚に引き取られる。更生への期待を胸に見知らぬ土地での生活が始まった達也だが、出所初日に暴走族・斬人副総長の安倍要とタイマンで喧嘩をしてしまう。勝ったものの、少年院に戻りたくない達也と、負けたことを知られたくない要は、この喧嘩を秘密にすることで合意し、交流を深める。この出会いから、達也の壮絶な更生生活が始まる――。
本作は、2009年に劇場公開された映画『ドロップ』の後日談。『ドロップ』では水嶋ヒロが演じた“狛江の狂犬”井口達也が、本作では17歳になり、地元を離れて新たなる仲間と共に紡ぐ凄絶な青春の日々が描かれる。
監督・脚本は、『ドロップ』のほか、『漫才ギャング』『サンブンノイチ』などを手掛ける品川ヒロシ。「原作者の井口達也は、僕が自身の体験を元に書いた小説『ドロップ』に出てくる井口達也のモデルになった人物で、僕の中学からの友人です。狛江を出てからはしばらく会っていませんでしたがドロップをきっかけに再会。