IMALUインタビュー 身長2ミリになったら「人の生活を覗き見してみたい(笑)」
(Photo:cinemacafe.net)
IMALUさんが本作で演じるのは、ファンキーでちょっと厄介(?)なミニモイの国の情報屋・リプレイ。オリジナル版では、人気アーティストのファーギーが演じている。
「演技すること自体慣れていないし、ましてや声優だなんてまた新たなチャレンジだったので、すごく緊張しましたね…すごく難しかったです。(オリジナル版を観てから演じたが、)ファーギーの声を聞くとちょっとかすれてるんですよね。だからといって同じように低くしたりとか特に意識しないでやりました。
『もっと元気にやって』ってよく言われてたので、とにかく元気にやりましたね」。
演技に臨むのは、昨年放送されたTVドラマ「リアル・クローズ」に続きこれが二度目。相次ぐ女優としての抜擢に、どんな気持ちなのだろうか?
「ドラマをやらせてもらったときは、最初は、怖くて不安だし、初心者なのにいきなり香里奈さんや黒木瞳さんなど大先輩の方に囲まれて『出来ない!』って思って。でもすごく勉強になりましたね。カメラの前で立って演技をするということは、音楽でもPVを撮ることに繋がってたりしていて。今思うと、とてもありがたい環境にいたんだなーと。やって良かったと思います」。
芸能界入りしてからまだ1年弱ながら、揺らぐことのない自身のペースというものを感じさせるIMALUさん。
「好きだと思い続けていたら、自然にその道に導かれていくんだと思う」という言葉には、中学生のときから夢見ていた“音楽”への強い思いが込められている。
「中学のときにバンドをやっていたときがあって、日記みたいに思ってることをノートに書いていました。と言ってもそれをメロディに乗せたりしたことは全然なくて、下積みがずっとあったわけでもないので、何もかも初めてなのですが、音楽がただ好きでずっとやりたかったので、いまはそれを一生懸命やるだけですね」。ちなみに、憧れのミュージシャンは「クリスティーナ・アギレラですね。とにかく彼女の全部が好きです!」とのこと。そんなIMALUさん、本作では声優以外にも歌手として日本版主題歌「Uh Uh」の書き下ろしにも挑戦!彼女らしい、ポップな楽曲に仕上がっている。
「ミニモイって小っちゃいじゃないですか。私も人間の世界では小さいので、小さい子の目線の歌が書けたら『アーサー』に合うんじゃないかなと思って。
なるべくキャッチーだったりかわいい感じだったり、曲の世界観に合わせて詞を書きました」。
では最後に、IMALUさんがもし主人公アーサーやリプレイと同じように“身長2ミリ”になったら、どんな世界を見てみたい?と尋ねると、いたずらな笑顔を浮かべた。
「すごく怖いと思うんですけど、ミニモイになったらやっぱり人の生活を覗き見したい。友達に自分の話をされているときとか、机の上で聞いたり、あと友達の日常を見たいですね。見えないと思うので透明人間的な感じで、(魔王)マルタザールのように(笑)」。
■関連作品:
アーサーと魔王マルタザールの逆襲 2010年4月29日より新宿ピカデリーほか全国にて公開
© 2009 EUROPACORP–TF1 FILMS PRODUCTION–APIPOULAÏ PROD- AVALANCHE PRODUCTIONSImages et Effets 3D–BUF photos:Daniel Smith © 2009 EUROPACORP – TF1 FILMS PRODUCTION – APIPOULAÏ PROD- AVALANCHE PRODUCTIONS
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