目黒蓮「Snow ManのMV1本撮れる」巨大セットの舞台裏『月の満ち欠け』メイキング映像
大泉洋が主演を務める『月の満ち欠け』より、巨大セットが80年代の高田馬場に様変わりするスペシャルメイキングムービーが解禁された。
リアルな人間描写と圧倒的な映像美に定評のある廣木隆一監督と、コメディから感動作まで幅広いジャンルを手掛ける橋本裕志の脚本というタッグが実現し、主演の大泉洋をはじめ、目黒蓮(Snow Man)、有村架純、柴咲コウ、田中圭、伊藤沙莉ら日本映画界が誇る最高のキャストとスタッフが集結した本作。
この度、巨大セットが作品の舞台である80年代の高田馬場に様変わりするビフォーアフターが分かるスペシャルメイキングムービー特別映像&場面写真が解禁された。
大泉さんの撮影クランクアップ時の様子から始まる本映像は、大泉さんをはじめ、主要キャスト陣の撮影風景やコメントが随所に盛り込まれている。中でも、三角哲彦役・目黒さんが「いかつすぎません?!このセット(笑)Snow ManのMV1本撮れるくらいの。その中でお芝居が出来るのはすごい貴重だな」と興奮を隠せない様子で語る、本作の重要な舞台のひとつである80年代の高田馬場駅前を忠実に再現した巨大セットは必見。
実はこのセットは時代設定的にも現在の高田馬場駅での撮影は叶わず、茨城県筑西市の全面協力のもと構築された。今回はこのセット内で撮影されたシーンの中から、場面写真も解禁。
俯瞰で高田馬場駅前の全体を写した場面写真に加え、横断歩道ですれ違った正木瑠璃(有村さん)と三角の2人が振り向きざまにお互いを確認する豊かで切ない表情がエモーショナルに切り取られた場面写真も。合成前の写真も用意されており、どこまでがセットによる再現かよく分かり、興味深い対比となっている。
そして、同じく主人公の小山内堅役の大泉さんも、このセット内で当時7歳の娘・瑠璃(阿部久令亜)とのシーンを撮影。7歳にして突然、高田馬場にあるレコードショップを1人で訪れていた瑠璃。小山内と妻の梢(柴咲さん)が必死で探し回ったところ、瑠璃は無事警察に保護された。
なぜそんな場所にたった1人で向かったのか?戸惑いながらも瑠璃を迎えに行った小山内は、駅前の横断歩道で瑠璃から思いがけない言葉をかけられる。撮影時、重要なシーンを任された子役の阿部さんに、廣木監督は「いかに自然に見えるか」をメインに演出。
撮影前から大泉さんも何度も阿部さんの芝居練習に付き合い、時には優しくアドバイスしていた。
阿部さんが言いやすく、かつより自然に映るよう台本からセリフが変更されるなどフレキシブルな対応も廣木組ならでは。ある意味で台本以上に大きく膨らんだ、感動的なシーンが完成した。
『月の満ち欠け』は12月2日(金)より全国にて公開。
(text:cinemacafe.net)
■関連作品:
月の満ち欠け 2022年12月2日より全国にて公開
©2022「⽉の満ち⽋け」製作委員会
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