『ザ・メニュー』カリスマシェフの衣装の秘密が明らかに「まるで神父か外科医のように」
レイフ・ファインズ、アニャ・テイラー=ジョイ、ニコラス・ホルトの豪華共演で贈るサーチライト・ピクチャーズ最新作『ザ・メニュー』。この極上のスリルに満ちたフルコース・サスペンスから、『ブラック・スワン』なども手掛けた衣装デザイナー、エイミー・ウェストコットによる細部まで施された劇中衣装の秘話が明かされた。
選ばれた特別な12人のゲストだけが招待され、シェフ・スローヴィクのフルコースを堪能できるレストラン「ホーソン」が舞台となる本作。劇中では、スローヴィクを含め様々なキャラクターが登場するが、個性的な彼らの人物像とストーリーの中での立ち位置は衣装でも表現されている。
本作の衣装デザイナー、エイミー・ウェストコットは、衣装をデザインするにあたり、夫でもある本作の監督マーク・マイロッドから「全てを本物のように。過度にスタイリングを加えたり、できすぎたものにしない」と指示があったという。
それに対しウェストコットは実際にミシュランガイドで星を獲得したレストランのシェフたち、そしてそこに通う人々の写真を研究するなどのリサーチ。「彼の要望は本当に現実に忠実にというもので、細かい点もきちんとしなければなりませんでしたが、でも遊びも必要でした」