2022年11月18日 15:30
前田敦子主演『旅のおわり世界のはじまり』、アルジェリア発『パピチャ』ほかW杯開催地の意外な製作映画
当時の日本代表メンバーだった森保一監督が、今回の代表チームを率いている。
『旅のおわり世界のはじまり』
日本・ウズベキスタン・カタール合作/2019年
主演に前田敦子、共演に加瀬亮、染谷将太、柄本時生らを迎え、シルクロードの中心地・ウズベキスタンで全編ロケを行った『スパイの妻』『散歩する侵略者』の黒沢清監督作品。
テレビ番組リポーターの主人公・葉子が番組のクルーとウズベキスタンを訪れ、自分はこのままでいいのか、本当は何がしたいのか、心迷いながら異国の地での取材に奮闘する。前田さんは美しい装飾の施された日本人縁の「ナボイ劇場」での交響楽団の伴奏に合わせた歌唱に加え、クライマックスでは標高2,443mの山頂で、アカペラで「愛の賛歌」を熱唱した。
『パピチャ未来へのランウェイ』
フランス・アルジェリア・ベルギー・カタール合作/2019年
アルジェリアに育ち、内戦下に家族とフランスに移住したムニア・メドゥール監督自身の経験から生まれた作品。カンヌ国際映画祭ある視点部門に正式出品され、アカデミー賞国際長編映画賞のアルジェリア代表となったが、本国では上映禁止に。
1990年代のアルジェリア。