くらし情報『『猫たちのアパートメント』監督からメッセージ「不幸な存在としては描きません」』

2022年12月21日 16:40

『猫たちのアパートメント』監督からメッセージ「不幸な存在としては描きません」

Photo by cinemacafe.net


20代の女性5人の友情、夢や恋、挫折、拾った子猫とのかかわりを描いた『子猫をお願い』のチョン・ジェウン監督の最新ドキュメンタリー映画『猫たちのアパートメント』が、12月23日(金)より公開。この度、チョン・ジェウン監督から日本の観客へのメッセージとともに、本作撮影時の監督と猫たちの微笑ましいメイキング写真が到着した。

250匹もの猫たちが住む、ソウル市内にあるマンモス団地。老朽化で再開発が迫る中、猫たちはどうなるのか?本作は終わりゆく団地の中で、猫たちと住民たちによるお引越し作戦を四季を通じて2年半にわたって捉えた温かなドキュメンタリーだ。


『猫たちのアパートメント』監督からメッセージ「不幸な存在としては描きません」

「『猫たちのアパートメント』は、野良猫たちの苦労を見せるための映画ではありません。観るとつらい気持ちになるんじゃないかなと心配しないでください」とチョン・ジェウン監督。

「猫たちを不幸な存在としては描きませんでした。むしろ、一匹でも多くの猫を救おうと努力する、私たちの善意の記録と言えます。住人はアパートを去りましたが、その時から『猫たちのアパートメント』が始まりました。数年間にたくさんの猫と出会い、たくさんの事件もありました。すべてをお伝えすることはできないので、この映画を贈ります」

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