「これはD・ワシントン版『ゴルゴ13』」 デンゼルとゴルゴ13のツーショット実現?
(Photo:cinemacafe.net)
デンゼル・ワシントン主演のサスペンス・アクション『ザ・ウォーカー』の劇中写真に、劇画の名作「ゴルゴ13」の主人公・デューク東郷が加えられ、デンゼルと並んで写っている画像が公開された。
映画は、廃墟となった世界を舞台に、たった1冊だけ残された“本”を手に、ひたすら西へと向かう男の旅路が描いている。監督は大友克洋の名作「AKIRA」実写版候補として脚光を浴びているヒューズ兄弟。デンゼルのほかに名優、ゲイリー・オールドマンが敵役で出演しており、全米では今年1月に公開されて初登場1位を記録している。
本作をひと足早く鑑賞した、「ゴルゴ13」の作者として知られる劇画家のさいとう・たかをは映画を「これは、デンゼル・ワシントン版『ゴルゴ13』だ」と激賞!デンゼルが演じる主人公が“任務”を遂行する姿にも称賛を送り「いま、日本を始め、世界中の人間に欠けていると思うのは、“責任感”と“プロ意識”。ある仕事に対して、それ自体の善・悪の判断がつかないとしても、ストイックに任務を遂行することは、ひとつの美学だと思う。一国の指導者でさえも、すぐに発言や行動にブレが生じることが散見される世の中。