2023年2月11日 15:00
『タイタニック』『ロミオ+ジュリエット』ほか名作ラブストーリーで描かれてきた愛に注目
劇場公開25周年を記念し、今年のバレンタイン時期に2週間限定で3Dの大スクリーンで蘇る『タイタニック:ジェームズ・キャメロン25周年3Dリマスター』。本作は、レオナルド・ディカプリオ演じる画家志望の青年ジャックとケイト・ウィンスレット演じる上流階級の娘ローズの悲劇的な身分違いの愛をはじめ、今日まで描かれてきた様々な愛を描いた映画をピックアップした。
敵同士の争いの中で生まれる愛
関わってはいけないはずの相手と出会い、恋に落ちてしまうーーそんな愛を描いた作品は多く存在する。ブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリーが共演した『Mr.&Mrs.スミス』(2005)は、運命的な出会いを果たして結婚した後に、対立組織の暗殺者同士だったことが発覚してしまう物語。暗殺対象者だと頭では理解しつつも、愛してしまった夫婦だからこその葛藤が切なくもちょっぴりファニー。
現代版『ロミオ+ジュリエット』(1996)は、抗争が絶えないマフィア同士にも関わらず、ロミオ(レオナルド・ディカプリオ)が敵マフィアのジュリエット(クレア・デーンズ)にひと目ぼれしてしまい、人目をしのんで愛を育むも悲劇的な結末を迎える。