松たか子VS中島監督 告白イベントで激論抗争勃発!?
(Photo:cinemacafe.net)
映画『告白』の特別課外授業イベントが6月3日(木)、東京・品川区の品川女子学院で行われ、主演の松たか子と中島哲也監督が復讐をテーマに対立意見をぶつけ合った。
本作は、13歳の教え子2人に3歳のひとり娘・愛美を殺された女子教師・森口(松さん)の告白劇。同学院で不定期開催されている課外授業、よのなか科で“告白”が取り上げられ、最終回の第4回目に松さんらが招待されたもの。松さん演じる森口の復讐とされた行動の是非について、同学院の1年生25人と松さん、中島監督、よのなか科と懇意にしているという社会学者の宮台真司氏らが1時間強、討論を繰り広げた。
松さんVS中島監督の構図が飛び出したのは、森口の行動が復讐となったか?ならないか?を問う場面。口火を切ったのは松さんで「復讐って何をもって復讐というのか分かりませんが」とまずは前置き。「何をしても愛美は戻らないと分かった上での行動で、何かを取り戻す行為ではないから、復讐と言ってもいいかな、と思いました」。
同学院生2人が意見を述べた後、中島監督は挙手し、松さんの意見に反論。
「算数みたいなことなら復讐と言えるかもしれないけど、悲しいかな、人間には心がある。