『リアル鬼ごっこ2』石田卓也×三浦翔平 それでも走るオトコたち
(Photo:cinemacafe.net)
――「続編製作決定!」この一報を聞いたときの反応は?
石田:え?やるんだ?とビックリ。『1』が相当ハードな撮影でしたからね。「また走るのかよ?」って気持ちにはなりましたよ。で、届いた本を読んでみて「あぁ、これは間違いなく結構走るな…」と(苦笑)。
――三浦さんはオファーが来る前から原作も読んでおり、映画も観ていたとのことですが…
三浦:そう。
僕が演じている洋(ひろし)は、前作では大東俊介さんが演じられた役。大東さんが前作の最後で入院して、続編の始まりで退院したら俺になってる(笑)。プレッシャーはありました。それと、今回は現実世界とパラレルワールドの2つの世界でそれぞれ生きる、2種類の洋を演じるので、そこは楽しみでした。
――では、問題のアクションについて。事前の準備、そして実際の撮影はどのようなものだったのでしょうか?
石田:結構、(事前に)走り込んだりしましたね。前回を知ってる分、「ヤバいぞ!」という意識はありましたから。でも撮影で走った量は前作の方が多いですね。
その分、アクションの種類が圧倒的に増えました。ワイヤーアクションもあって…あと、銃を使ったアクションもありましたが、爆発するギリギリのところを通ったり、弾丸が近くで破裂して破片が刺さって頭に怪我したり、前回と違う意味でかなりハードでした。
三浦:『海猿』を撮り終えてすぐに、(本作の)アクションの練習が1か月ほどあって、そこで体力つけましたね。『海猿』があったので体ができててラクだったかというと、そういうわけでもなくて…。使う筋肉が違いましたね、過呼吸になりかけたりしましたから。
――現実の世界とパラレルワールド、2種類の洋を演じてみての感想は?
三浦:2人の洋を足して2で割ると、僕!って感じですかね?結構、ピュアです!
石田:…(笑)。
――三浦さんはピュアさが“ウリ”ということでよろしいですか(笑)?
三浦:そういうことになっちゃいますね(苦笑)…やめましょう、それ。2つの役を同時に演じるというのは勉強になりましたね。
パラレルワールドの洋はストレートで情に厚い。現実世界の洋は思ってることと口にすることが違ってて、本当は優しいけどそれを隠すために強がってる。でも、物語が進むにつれて、2人の洋がシンクロしていくんですよ。そこは見てほしいですね。あと、愛(吉永淳)とのラブシーンもあるのでそこも!
――石田さんと三浦さん、2人一緒のシーンも多いですが互いの印象を自由にどうぞ!
石田:最初はすごくクールな感じだったのに、現場に入って日が経つにつれて面白い人になってきましたね。冗談ばっかり言って…。
三浦:まるで仕事をしていないかのように(笑)?
――映画の中ではクールな印象でしたが…
三浦:決してクールではなく…。
石田:じゃないね(笑)。
三浦:でも、やんちゃというわけでもなく…。卓也は最初は静かな印象だったんですが、でも結構しゃべるようになって。実は家も近いし(笑)。笑顔に癒やされましたね。
石田:人見知りなんですよ。何を話したらいいんだろう?って。
――シーンを重ねるごとに互いに分かり合ってきて?
石田:2人で協力して鬼を倒すとこはバッチリ息合ってました!
インタビュー中も絶妙のコンビネーションを見せてくれた2人。走って走って走りつつ見せる劇中のコンビネーションにもご期待あれ!
■関連作品:
リアル鬼ごっこ 2008年2月2日よりテアトル新宿にて公開
©「リアル鬼ごっこ」製作委員会リアル鬼ごっこ2 2010年6月5日より全国にて公開
© 2009 リアル鬼ごっこ2 製作委員会
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