【第46回日本アカデミー賞】妻夫木聡、12年ぶり2度目の最優秀主演男優賞を受賞で満面の笑み!「とにかく日本映画が大好き」
『ある男』の妻夫木聡が、第46回日本アカデミー賞の最優秀主演男優賞を受賞。同作では最優秀助演男優賞に窪田正孝、最優秀助演女優賞で安藤サクラが受賞しており、妻夫木さんの名前が呼ばれた瞬間、『ある男』テーブルの面々は全員笑顔に!にぎやかに妻夫木さんを壇上に送り出していた。
優秀主演男優賞には、阿部サダヲ(『死刑にいたる病』)、大泉洋(『月の満ち欠け』)、妻夫木聡(『ある男』)、二宮和也(『ラーゲリより愛を込めて』)、松坂桃李(『流浪の月』)と、現在の日本映画界を彩る俳優が顔を揃えていた。
写真提供: 東京写真記者協会
『ある男』では、3度目となる石川慶監督作品への主演で、妻夫木さんは人権派弁護士の城戸章良に扮した。スクリーン映えするたたずまいと存在感で作品をけん引し、城戸自身の内面の葛藤や苛立ちも表現した。
静かな怒りの表情が印象的だった妻夫木さん。準備したことを聞かれると、「実際、弁護士の方に何度か会って取材をいっぱいさせてもらったり、裁判も傍聴したりしました。『いろいろなタイプの弁護の仕方があるんですね』と弁護士の方に言ったとき『僕も今こう接しているけど、この僕はいつもの僕とは違いますよ』と言われて。