アジア・フィルム・アワード、宮沢氷魚が『エゴイスト』で受賞 『ドライブ・マイ・カー』は作品賞含む3冠
アジア全域版アカデミー賞といえる「第16回アジア・フィルム・アワード(以下AFA)」の授賞式が開催され、日本作品の『ドライブ・マイ・カー』(濱口竜介監督)が最優秀作品賞・編集賞・音楽賞(石橋英子)のトリプル受賞。
『エゴイスト』にて宮沢氷魚が最優秀助演男優賞、是枝裕和監督が韓国作品『ベイビー・ブローカー』で最優秀監督賞に選ばれるなど日本人の受賞が続いた。
AFAは、東京国際映画祭(TIFF)が香港国際映画祭、釜山国際映画祭とともに共催するアジア全域版アカデミー賞。授賞式は2020年、2021年とコロナ禍の2年、オンラインそしてリアルで韓国・釜山で開催してきたが、4年ぶりに香港に戻り、大規模で豪華なレッドカーペットと授賞式を開催。
『ドライブ・マイ・カー』
『ドライブ・マイ・カー』の西島秀俊と岡田将生が、また『エゴイスト』の鈴木亮平と宮沢さんがプレゼンターを務めたほか、特別功労賞を受賞したサモ・ハン・キンポー、アジア映画貢献賞を受賞したトニー・レオンなど、アジア全域よりスターが集まる華やかな式典となった。
阿部寛
今回、俳優・阿部寛もアジア映画界・アジア文化における業績と貢献を称える「Excellence in Asian Cinema Award」