2023年3月18日 12:50
有村架純&松嶋菜々子&古川琴音ら「どうする家康」のカギを握る女性たち
第7回「わしの家」で、家康と一向宗・本證寺の住職、空誓上人(市川右團次)を引き合わせた女性で、“不入の権”を無視した松平家の強引な年貢取り立てに対し、武器を取れと一向宗徒たちを煽っていたのは彼女だ。
千代(古川琴音)
そこから端を発した三河一向一揆は、家康が経験した大ピンチのひとつ。松平昌久(角田晃広)や吉良義昭(矢島健一)が背後で手を引き、さらに家臣・本多正信も加担していると判明、せっかく“三河=わが家がやすらかでいられるように”と改名したばかりなのに、「どうする?」となった家康。昌久にすり寄っていた千代は、武田信玄にも通じていたことが明らかになっている。
素性も狙いも分からないミステリアスな女性を演じる古川さんは、大ヒットした『今夜、世界からこの恋が消えても』や有村さん主演の『花束みたいな恋をした』、濱口竜介監督『偶然と想像』などの映画で知られ、連続テレビ小説「エール」や「岸辺露伴は動かない」でも印象深いが、今回、大河ドラマは初出演。引き続き気になるキャラクターだ。
古川琴音
さらに第10回「側室をどうする!」には、家康初めての側室・お葉/西郡の局として「鎌倉殿の13人」のつつじ役も記憶に新しく、「いだてん~東京オリムピック噺~」