舞台「となりのトトロ」、英オリビエ賞で最多6冠!久石譲「心からの祝福と感謝の気持ちを」
英国演劇界で最も権威のある「ローレンス・オリビエ賞」の授賞式が4月2日(現地時間)、ロンドンのロイヤル・アルバート・ホールで行われ、スタジオジブリのアニメーション映画『となりのトトロ』を舞台化した「My Neighbour Totoro」が、最優秀作品賞、演出賞、衣装デザイン賞など最多の6部門を受賞。また、今年11月からロンドンのバービカン劇場にて再演も決定した。
ロイヤル・シェイクスピア・カンパニー(RSC)のプロデューサー、グリゼルダ・ヨークは授賞式で、この舞台の発案者でエグゼクティブ・プロデューサーを務める久石譲を讃え、「『となりのトトロ』は優しさと勇気とイマジネーションのお話です。我々は、この魔法のような素敵な舞台を作る作業に関わって下さった数多くの人たちに未来永劫、感謝を捧げます」とコメント。
授賞式には出席できなかったが、久石さんは「作品賞をはじめ、多くの賞を受賞したことはとても喜ばしいことです。RSCや関係者の皆さんに心からの祝福と感謝の気持ちを送ります」というコメントを発表した。
また、最優秀衣装デザイン賞の中野希美江は受賞後のインタビューで「映画の世界を大切にすること、生地などの質感にこだわることを重視して作ってきました。