【ネタバレあり】「マンダロリアン」S3・7話:やはり“あの人”は生きていた…マンダロアで大決戦へ
それに、グローグーが秘めたフォースへの固執といい、「銀河に秩序をもたらす」宣言といい、ギデオンはダース・ベイダーに憧れでもあるように思えてくる。
このギデオンをカリスマ性たっぷりに演じているのは、海外ドラマファンには「ブレイキング・バッド」「ベター・コール・ソウル」のグスタボ・“ガス”・フリングでお馴染みのジャンカルロ・エスポジート。彼が演じるからこそ、この悪役が奥深くなる。
さらに、ボ=カターンをはじめマンダロリアンの仲間を守るために盾となったパズ・ヴィズラを倒したのは、『フォースの覚醒』などでスノーク最高指導者が従えていた赤い装甲が印象的な“プレトリアン・ガード”だ。
グローグーがアックス・ウォーブスとの諍いを仲裁したのに、激闘むなしく命を落としてしまったパズ・ヴィズラ。彼の祖先がダークセイバーを作ったはずが、彼の死は報われるのか…。
ハラハラとワクワクが共存した今回、癒やしとなったのはやっぱりグローグーだった。最初はボ=カターンのお膝に座って登場し、ドロイドIG-12(声はタイカ・ワイティティ!)を操縦できるようになったら、YesとNoのボタンを駆使して“パパ”ディンにはっきりと意思表示してみせた。