くらし情報『西川美和監督からコメントも『同じ下着を着るふたりの女』痛切な親子関係に迫る予告編』

2023年4月15日 12:00

西川美和監督からコメントも『同じ下着を着るふたりの女』痛切な親子関係に迫る予告編

Photo by cinemacafe.net


第26回釜山国際映画祭にて5冠、第59回百想芸術大賞にて女性最優秀演技賞(ヤン・マルボク)にノミネートされた韓国映画『同じ下着を着るふたりの女』の予告編が解禁。『すばらしき世界』『夢売るふたり』などの西川美和監督から、新鋭キム・セイン監督の映画作家としての姿勢を絶賛するコメントも到着した。

相手を完全に愛することも憎むこともできず、暴力と依存の悪循環に陥った中年シングルマザーの〈母〉と20代後半の〈娘〉。ふたりの痛切な親子関係を描いた本作。


西川美和監督からコメントも『同じ下着を着るふたりの女』痛切な親子関係に迫る予告編

この度、解禁された予告編では、若くしてシングルマザーとなった母スギョンと、その娘イジョンが買い物に訪れたスーパーの駐車場で口論となり、母が娘を車で轢いてしまうという衝撃の場面も描かれる。

西川美和監督からコメントも『同じ下着を着るふたりの女』痛切な親子関係に迫る予告編

本編ではこの件がきっかけとなり、母を相手に娘が裁判を起こす事態へと発展。親子ケンカでは済まされない母娘の差し迫った状況に緊張感が走る。しかし、一方で自身の人生の幸福を求める母の心情にも目を向けた場面もあり、本作が一方的に母を断罪する作品ではないことも示唆されている。


そして予告編の最後では、いち早く作品を鑑賞した西川監督から、「人間は、絶望的に変わらない。

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