永山絢斗インタビュー 「“分かってることなんて何ひとつない”って感じですね」
今年は本作を含め、出演作が5本公開と多忙な日々を送るが、自身の中で変化や成長を感じる部分は?という質問にはかなり長考…。
「だんだん内にこもっていく部分と開放されていく部分があって。ずるくもなっていくかと思えば、『わぁー!』ってはしゃぐような子供みたいな気持ちにもなっていくし…。はっきりと感じるのは月日の流れが早くなったこと。それに対して焦る気持ちもあります。楽しいかと言われれば…そうですね、自分で選んだ道ですし、良い作品や人々に出会いたいって気持ちは常にあります。“分かってることなんて何ひとつない”って感じがしますね、自分のことも含めて」。
考え過ぎたり悩んだり…そんなときの永山さんなりの解決法は?
「僕はそれが結構楽しかったりもします。
そういう気持ちが襲ってくるのは大抵は夜なんですが『お、来たな!』って(笑)。客観視して冷静に見つめながら悩みを誘導するような…逆に言うと、そこまで恐ろしい悩み、“ボス”にまだ出会ってないのかな?」
困ったような顔をしつつ、そんな“壁”との出会いを楽しみにしているようにも見えた。(photo:Ryusuke Suzuki)
特集:年下のカレ
http://www.cinemacafe.net/special/u25/
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