内藤大助 愛息の“パンチ2連発”にヒヤ汗
(Photo:cinemacafe.net)
本作は、スティーヴン・スピルバーグ率いるドリームワークス・アニメーションの最新CG作品で、バイキングの族長の息子ながら弱虫な少年・ヒックとバイキングにとって天敵にあたるドラゴンのトゥースの友情と彼らが巻き起こす奇跡を描くファンタジー。内藤選手が公言している「少年時代、いじめられっ子だったから、いじめられないようにボクシングを始めて、強くなった」という経歴が、ヒックと重なるとして、この日、招かれたもの。
内藤選手は本作を約1週間前に、亮くんとマスコミ向け試写会で鑑賞。感想を求められると「この映画を観ている息子を見ていたんでね。うちはペットで犬を飼っているから、自分のペットを(トゥースに)かぶらせて観ている部分あるんじゃないかな?と思いましたよ。夢中で観ていました」と内容には触れず、子煩悩ぶりを発揮。続けて「途中、息子にいろいろ説明をしていたんです、これはこうだ、とか。
そしたら隣の人に『うるさい』と叱られまして、息子にも『パパ、静かにしなきゃダメだよ』って言われちゃいました。でも素直な子だな、と思いましたよ」と今度は親バカぶりを披露した。
途中、司会者が「お家のお父さんはどんな感じ?」と質問。亮くんが「怪物だから…」とゆっくりした口調でつぶやくと、観客は大爆笑。内藤選手は頭を掻きつつ、「理由を息子に聞いたら、よく怒るからって。何となくそうだろうなと思ったけど」と“釈明”した。
さらにアニメーターでもあるクリス・サンダース、ディーン・デュボア両監督が、サプライズで内藤選手一家を描いた直筆の似顔絵を贈呈。内藤選手は嬉しそうに受け取り、母親を指して「似ているね〜」と亮くんに語りかけたが「似てない」と愛息から“ストレートパンチ”をくらい“ダウン”。
4歳児の素直な感性と、「えっ!」と驚いて大汗をかく内藤選手に、会場からは温かい笑いが沸き起こった。
一方、南アフリカで開催中のFIFAワールドカップで、前日の19日に(土)行われたオランダ戦で0-1で敗戦した日本代表に、内藤選手は「悔しい、けど頑張ったよ思うよ」。24日(木)のデンマーク戦に向け「勝って1次リーグを突破してほしい」とエールを送り「スポーツでいま、(日本が)盛り上がっていることが嬉しいくて」と話していた。
『ヒックとドラゴン』は8月7日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。
(photo/text:Yoko Saito)
■関連作品:
ヒックとドラゴン 2010年8月7日より新宿ピカデリーほか全国にて公開
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