草彅剛、“コーダ”の手話通訳士に挑む「デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士」ドラマ化
草彅剛が“手話通訳士”を演じ、社会派ミステリー「デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士」をドラマ化。2023年冬に放送される。
原作は、口コミで静かな話題を集め、“読書の甲子園”といわれる全国高校ビブリオバトルでグランドチャンプ本にも選ばれた丸山正樹による同名小説。
読者の熱い要望によりシリーズ化され、10年以上にも渡って根強い支持を得る作品群の中からドラマ化されるのは、人気に火をつけた1作目。仕事や家族を失い人生に迷う男性が、自分の唯一の技能である手話を活かして「手話通訳士」になり新たな人生のスタートを切る物語が、殺人事件をめぐるミステリーとともに繰り広げられる。
オーディションから実際にろう・難聴の俳優を選出
主演を務めるのは草彅剛。本作の主人公・荒井尚人は、ろう者の両親の間に生まれた耳が聴こえる子ども、コーダ(Children of Deaf Adultsの略)であり、自身の生き方や他者との関わり方について悩み、現在と過去の事件を追う中で自身が果たして何者なのか周囲の人から問われ、自分自身にも問いかけることになる人物。ドラマの中では手話を使って演じるシーンも登場する。
また、ドラマ化に際してオーディションを行い、20名近い「ろう者・難聴者」