くらし情報『カンヌに愛される俊英ルーカス・ドン「探求し続けたい」監督2作目『CLOSE/クロース』までの軌跡』

2023年5月27日 17:00

カンヌに愛される俊英ルーカス・ドン「探求し続けたい」監督2作目『CLOSE/クロース』までの軌跡

Photo by cinemacafe.net


第75回カンヌ国際映画祭グランプリを受賞し、第95回アカデミー賞国際長編映画賞にノミネートされた『CLOSE/クロース』。監督を務めるルーカス・ドンが、長編2作目となった本作について語った。

前作『Girl/ガール』で第71回カンヌ国際映画祭カメラ・ドール(新人監督賞)を受賞し、長編2作目となった本作では第75回のグランプリを受賞するという“カンヌに愛される”俊英ルーカス・ドンだが、実は幼いころの夢は全く違うものであったという。


カンヌに愛される俊英ルーカス・ドン「探求し続けたい」監督2作目『CLOSE/クロース』までの軌跡
『Girl/ガール』より
「実は、私は映画監督になりたかったわけではなく、ダンサーになるのが夢でした。でもその夢が恥ずかしくて、13歳の時には諦めてしまったのです」と明かし、続けて「昔踊っていた時に批判されているように感じてしまい、人目を気にしない強さが私にはありませんでした」とも打ち明ける。

だが、やがてルーカスは再び夢中になれるものと出会うことになる。それは偶然母親が観ていた映画。「私は映画『タイタニック』が大好きだった母を通して映画を知り、その後映画の勉強をするようになりました」と、ルーカスは意外な作品が出会いだったと当時をふり返る。

カンヌに愛される俊英ルーカス・ドン「探求し続けたい」監督2作目『CLOSE/クロース』までの軌跡
ルーカス・ドン監督第75回カンヌ国際映画祭にて
そして個人の内面的な部分を描いた映画を作りたいと思うようになるまで、それほど時間はかからなかったそうで、前作『Girl/ガール』や本作『CLOSE/クロース』のアイディアの欠片はすでに幼いころに持っていたようだ。

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