『ザ・フラッシュ』「見上げると私もそこにいる」スーパーガール役にサッシャ・カジェが喜び明かす
DCのみならず全てのヒーロー作品のゲームチェンジャーといわれる超速タイムループ・アドベンチャー超大作『ザ・フラッシュ』のワールドプレミアがアメリカ・ロサンゼルスのチャイニーズシアターにて行われ、豪華スタッフ・キャスト陣が登壇した。
ワールドプレミアには“地上最速ヒーロー”フラッシュ役のエズラ・ミラー、スーパーガール役に抜擢され映画初出演を果たしたサッシャ・カジェ、『ジャスティス・リーグ』に続いてバットマン役を演じたベン・アフレック、DCスタジオの共同会長兼CEOのジェームズ・ガン、監督のアンディ・ムスキエティ監督らが登場。
会場の前に長いレッドカーペットが敷かれたプレミア会場は、豪華スターたちの登場に感激する大勢のファンの熱気と歓声に包まれた。
父と亡き母を救うために時空を超え、世界を変えてしまった史上最速の男フラッシュを演じたエズラは、ワールドプレミアに登壇した心境について「とても光栄ですし、大きな喜びで、すごく興奮しています」と話し、「本当に、本当に、僕にとっても美しい瞬間になってくれました。こうしてみんなに会えることがとても素晴らしいことで、この映画をみんなで祝える瞬間を持てたことが素晴らしい。ありきたりかもしれないけれど、みんなとともに辿った旅路だったから」とファンへの感謝を真摯にコメント。
自身が演じた主人公フラッシュの魅力については「彼は地上最速のスピードがある上に利他的で、道徳的な秤もしっかり持っている。それから犠牲的な精神もある。
そういったヒーローとしてのカギとなる資質を彼は余すところなく体現しているから魅力的なんだと思います」と明かした。
『ジャスティス・リーグ』以来6年ぶりにバットマンとして復活するベン・アフレックも、妻のジェニファー・ロペスと共に登場。バットマンのような漆黒のスーツに身を包んだベンは、今回のカムバックしたことについて「これまでの中でも一番楽しかったし、バットマン役を演じるなんて予想もしていませんでした。それでも、アンディ(・ムスキエティ監督)のことが大好きだし、以前の素晴らしい経験もあったから、ここに戻ってきて、また演じられることにすごくワクワクしたものを感じたんです」とコメント。さらに「ネタバレはしたくないけど、この映画の中で起こる小さなアイデアをとても気に入りました。バットマン役にどうして自分が惹きつけられているのかを知ることができたと思います」と、笑顔で語った。
また、フラッシュとバットマンと一緒に戦う“スーパーマンのいとこ”スーパーガール役に抜擢されたサッシャは、黒のドレスに身を包んで登場。
「スーパーガールを演じることは、私にとってこの上もなくかけがえのないものでした。
私にとっては彼女が全て。子どもの頃の私は、大きすぎるほどの夢を持った子どもでした。そして今、ここにいて最も象徴的なアイコニックなヒーローの一人を演じています。彼女のすべてを深く愛していますし、皆さんが彼女を見て、彼女に感情移入をしてくれて、そしてそこを見上げると私もそこにいるということを知ってもらえるのがとても嬉しいです」と感慨深げに語った。
ほかにも『マン・オブ・スティール』でスーパーマンが死闘を繰り広げ倒したはずの“最強の敵”ゾッド将軍役のマイケル・シャノン、フラッシュの父ヘンリー・アレン役のロン・リビングストン、フラッシュの母ノラ・アレン役のマリベル・ベルドゥ、フラッシュの大学生時代の友人アイリス・ウェスト役のキアシー・クレモンズらも駆けつけた。
『ザ・フラッシュ』は6月16日(金)より全国にて公開。
(シネマカフェ編集部)
■関連作品:
ザ・フラッシュ 2023年6月16日より全国にて公開
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