リドリー・スコットが世界中から動画を集め、YouTube上で映画をプロデュース
(Photo:cinemacafe.net)
『ロビン・フッド』の日本公開を年末に控える巨匠、リドリー・スコット監督が、動画投稿サイト「YouTube」と組んで、ユニークな映画製作を敢行することが明らかになった。
「Life in a Day」と名づけられたそのプロジェクトは、来る7月24日がどんな1日だったかを、投稿者たちの動画を編集して1本の長編ドキュメンタリー作品にするというもので、スコットがプロデュース、『ラストキング・オブ・スコットランド』のケヴィン・マクドナルド監督が編集、監督する。
現在YouTubeのサイト上では、24日に撮影した動画のアップロード呼びかけられていて、応募作の中から本編に採用された動画の撮影者は共同監督として名前がクレジットされる。
マクドナルドはこの作品がタイムカプセル的な役割を果たすことを期待していると語り、「誰もが偉大な作家や画家になれるわけじゃない。でも、皆がそれぞれの日々の生活(を映した動画)を持ち寄ることによって、素晴らしい作品になることを願っています」と意欲を見せている。
あなたの撮った2010年7月24日が、作品として後世に残るかも。