2023年7月17日 16:00
ディズニー王子もこなすビリー・マグヌッセン、『アウシュヴィッツの生還者』での難役を語る
の王子役を、実写版『アラジン』ではアンダース王子役を演じたビリー・マグヌッセン。
そのほか、コメディ映画『ゲーム・ナイト』から大人気シリーズ『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』などに出演し、コメディセンスも抜群で幅広い作品に出演する注目俳優だ。
本作では、他人の苦しみに対する異常なほどの無関心ぶりが特徴的で、ハリーらに痛みを与えることを楽しむシュナイダーについて、「彼は闘犬を主催していて、その犬というのがユダヤ人なんです。異常かつ病的で、魅力が一つもないキャラクターでした」とコメント。
しかし、主役を務めるベン・フォスターがハリーという役柄を生き生きと演じる姿をみて、自身がやるべきことは、ハリーが克服しなければならない高い壁になることだと痛感したという。
この難しい役柄へのチャレンジについて、「歴史を尊重し、収容所の恐るべき真実をありのまま見せることは重要だと感じていますが、俳優にも精神的代償が伴います。演じるのが辛い時もありますよ」とふり返りつつ、「役者になってから物凄い力量を持った人達と共演することをずっと夢見てきました。この映画に参加できたことは、最高に嬉しい」と、本作への出演がマグヌッセンの俳優人生でかけがえのない経験になったことを明かしている。