『ミャンマー・ダイアリーズ』の前日譚的な新作短編『2月1日』無料配信決定
『ミャンマー・ダイアリーズ』の公開記念として、新作短編『2月1日』が無料配信されることが決定した。
8月5日(土)より公開される『ミャンマー・ダイアリーズ』はクーデター以降の出来事に焦点をあてている作品だが、この度配信が決定した『2月1日』は、その前日譚にあたる日々を描く、ミャンマーとフランス、2人の女性映画作家による12分間のショートムービー。
2021年2月1日に起きたミャンマーでの軍事クーデター前後の日々のなかで、2人が異なる視点でミャンマーを見つめ、互いの芸術、革命、自由への考察を往復書簡のように綴っていく。2021年のシンガポール国際映画祭、バンコク・アセアン国際映画祭ほかにてスペシャルメンションを受けるなど、多数の映画祭に出品されて高い評価を得た。
2作品を併せて見ることで、彼らの暮らしがいかに変わってしまったか、彼らが失ったものと、いま彼らが闘わざるを得ない理由が浮き彫りになる。
ミャンマー・日本合作映画『僕の帰る場所』や、昨年の新藤兼人賞金賞を受賞した『海辺の彼女たち』の藤元明緒監督は「ミャンマーとフランス、遠く離れた二人の作家が想い重ねた愛すべき日常が、とても豊かで、美しく、眩しい。