小栗旬監督&キャスト5人インタビュー 江ノ島行く!『シュアリー・サムデイ』Part.2
(Photo:cinemacafe.net)
バンド練習や撮影を通して小栗旬監督や共演者同士が絆を深めたのと同様に、5人の仲間が一丸となって何かに向かい、何かを決断する『シュアリー・サムデイ』には、憧れや共感を呼ぶ要素が詰まっている。「この映画の5人って、本当に楽しそうなんですよね」と目を細める小栗監督は、「5人に共感してほしいし、仲間っていいなとも思ってほしい。そして、“失敗を恐れないでほしい”というのが、僕がこの映画に込めたメッセージですね」と語る。そんな監督の思いの体現者となった小出恵介、勝地涼、鈴木亮平、ムロツヨシ、綾野剛の5人の心にも、突き刺さってくるものがあったようだ。
小出「“バカ”ってことじゃないですかね。バカになることって必要だし、素敵なことだなと思いました。人生の中でいろいろなことを重ねていくと、どんどんバカになりづらくなる。でも、この映画はそこに立ち返る大切さを教えてくれるし、伝える側の僕自身が、撮影を通じて持って帰ることができたメッセージでもありますね」。
ムロ「最終的に彼ら5人も気づくんですが、前を向かないと何も始まらないんですよね。もしかしたら失敗して苦しむかもしれないけど、とにかく一歩踏み出さないとどこへも進めない。