「『バービー』にも共通する女性の苦悩や心の解放」が描かれる『エリザベート 1878』トークイベント
伝説のオーストリア皇妃40歳の1年を大胆に描いた『エリザベート1878』の日本公開を記念し、8月17日ユーロライブ(東京渋谷区)にて特別試写会上映後に、軍地彩弓(ファッション・クリエイティブ・ディレクター/編集者/株式会社gumi-gumi代表)と長谷川ナオ(エディター/ディレクター/GLITTER編集長)によるトークイベントが行われ、作品の見どころについて語った。
イベントは、ファッション・出版業界で活躍し、またエリザベートの長年の大ファンでもあるという軍地さんと長谷川さんの2人の視点から、ヨーロッパ宮廷一の美貌と謳われ、ファッションアイコンとしても知られるオーストリア皇妃エリザベートを大胆で現代的な解釈で蘇らせた本作の魅力を掘り下げた。
まず映画の感想を聞かれると、軍地さんは「映画『バービー』にも共通する女性の苦悩や心の解放を描いた、これまでにない現代のエリザベート」とコメント。
日本でも大人気演目である宝塚歌劇団のミュージカル「エリザベート」を初演時から観劇しているほど、エリザベートファンであるという長谷川さんは「これまで描かれてなかった40歳頃を題材にしていて、新鮮な視点で観ることができた」と語り、主演のヴィッキー・クリープスとマリー・クロイツァー監督も40代前後であることに触れ、「40代特有の生々しさが良い意味で出ている」と指摘した。
さらに2023年のオーストリア映画賞や、ノースダコタ映画批評家協会賞、第35回シカゴ映画批評家協会賞で衣装デザイン賞にノミネートされるなど、高く評価された本作の衣装について軍地さんは、肖像画にも描かれているエリザベートのドレスなどの再現度の高さや、彼女が「ファッションの祖」といわれる所以について解説し、「相当なリサーチを重ねた、ディテールにこだわっている作品」と絶賛。
そして、エリザベートの魅力について軍地さんは、「ファッション、美容、旅行、占い好き…ファッション雑誌にあるコンテンツが、すべてエリザベートに詰まっている!」と語り、会場が笑いに包まれるひと幕も。
さらに「エリザベートは女性のすべてを持っていた。そのために苦しんだ。
女性の苦悩と煌びやかなものの両面を持っていたからこそ、現代でも私たちを惹きつけるのはないか」とコメント。また、長谷川さんは「自由と死が彼女のテーマ。自由との戦いをずっとしていた人」と話し、現代でも絶えることのないエリザベートの人気の理由を紐解いた。
『エリザベート1878』は8月25日(金)よりTOHOシネマズ シャンテ、Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下ほか全国にて順次公開。
(シネマカフェ編集部)
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