サリー・ホーキンス、主婦フィリッパの偉大な功績を賞賛『ロスト・キング』インタビュー映像
しかしフィリッパは駐車場の下に遺骨があることを信じ、貫き通した。
そもそも、シェイクスピアの戯曲の内容を疑問に思う人などほとんどいなかった。だがフィリッパは、8年の月日を費やし遺骨を発見する。そしてなによりも当時発見した駐車場に初めて踏み入れた時、彼女はリチャード三世の永眠の地であると強く感じ、さらにわずか1mの誤差で見つけ出したのだ。
本編映像でも、駐車場の“R“(リザーブ)の文字を見下ろし、遺骨の存在を確信するサリー・ホーキンス演じるフィリッパの様子が映し出される。インタビューにこたえるスティーヴン・フリアーズ監督も、思わず「奇跡のような話だよね」と語っている。
最終的に、遺骨を発見した功績は発掘を支援したレスター大学に奪われる形となってしまうが、インタビュー映像の中でサリー・ホーキンスは、「遺骨を発見したのは、フィリッパ本人であったということを本作で再認識してほしい」と彼女の功績を賞賛し、熱く訴える。
周りから認められずとも最後に評価されなくても、信念に突き動かされて行動し偉業を成し遂げたフィリッパ。
その姿に共感と勇気を与えてもらえるはずだ。
『ロスト・キング 500年越しの運命』は9月22日(金)よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開。
(シネマカフェ編集部)
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