“キリエのうた”に心奪われる…岩井俊二監督制作予告公開 新たな視点のポスターも
アイナ・ジ・エンド、松村北斗(SixTONES)、黒木華、広瀬すずらが出演する音楽映画『キリエのうた』のポスタービジュアルとディレクターズカット版予告編が公開された。
本作は、壮絶な運命と無二の歌声を宿したキリエの音楽が繋ぐ、13年に及ぶ壮大な愛の物語。今回公開されたポスタービジュアルは、アートディレクター・吉田ユニが手掛けた一枚。吉田さんが本作を観て感じ取ったものをデザインとして表現した。撮影は、『First Love 初恋』のメインビジュアルも担当した濱田英明。吉田さんが、監督・岩井俊二や濱田さんと打ち合わせを重ね、完成させた。
キリエの“歌”によってみんなの繋がり、そしてその歌によって大きな力になっていくんだということを表現するかのように、どっしりと構えた全長約5mの巨大ギターが目を引く今回のポスター。海で放流されていたようなテーブルや椅子などの古い家具を実際に組み合わせて、特別に制作した世界にたったひとつのギターとなっている。
さらに、岩井監督自ら制作した予告編では、運命に翻弄されながらも懸命に生きる4人を中心に、“キリエのうた”が奏でる物語が美しい映像で贈られ、ギター片手に都会を彷徨うキリエや、雪景色に寝転ぶキリエとイッコの姿が心に残るものとなっている。
また、キリエが歌う楽曲も印象的に使用され、カフェで歌われる「名前のない街」、ライブで人々を魅了する主題歌「キリエ・憐れみの讃歌」のほか、楽曲の数々に心を奪われる。
<コメント>
・吉田ユニ
”キリエのうた”を中心に繰り広げられるストーリーなので、キリエがいつも抱えているギターをモチーフにして、そこにみんなが集まっているようなイメージにしました。ギターを構成するのは、海に放流されていたような、朽ちたような、儚い印象が残る家具なのですが、それらが集まって大きなものになり、どこか強さが感じられるビジュアルになったらいなと思って考えました。
家具などの中に、ドライフラワーなども入れて少し動きを出したり、蔦でギターの弦を表現しています。
・濱田英明
キャストのみなさんがセットに入った瞬間、それぞれの役の姿になったのを見て、きっとよいポスターになると確信しました。そして、それを期待していたので撮影はとてもやりやすかったです。はじめにユニさんからイメージイラストをいただいた時は、実際にどうやってセットが作られるのか想像ができないほどだったのですが、スタジオに行くとほぼその通りのものが出来上がっていました。
その完成度と再現性に驚いています。
『キリエのうた』は10月13日(金)より全国にて公開。
(シネマカフェ編集部)
■関連作品:
キリエのうた 2023年10月13日より全国にて公開
Ⓒ2023 Kyrie Film Band
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