2023年10月30日 18:15
【ネタバレあり】「ロキ」S2・4話、“在り続ける者”の変異体がTVAへ ロキのお悩み相談が今回も登場
「私の“時間織り機”」とも話している。
そんなタイムリーが“時間織り機”を見守る部屋で対面を果たしたのは、TVA公式ガイドブックの著者であるO.B.ことウロボロスだ。驚くべきことに、O.Bは「19世紀の発明家ヴィクター・タイムリーに倣った」という。
タイムリーはO.B.を敬ってそのアイディアを倣い、O.B.は「その頭脳はアインシュタイン以上」と絶賛するタイムリーの発明に倣ってガイドブックを記した。O.B.もつい呟いていたように、まさしく「自分の尾を噛むヘビ」、ウロボロスだ。それに、O.B.のちょっとばかり回りくどい説明の仕方はタイムリーとよく似ている。
そして、「TVAコード1127」状態のTVAには、第1話に登場した過去からタイムスリップしてきたTVAを走り回るロキもいる。
シャツ姿で長い髪が乱れ、手にはO.B.に渡されたタイマーを持っているロキを何者かが剪定したからこそ、大仰な防護服を着たメビウスが抽出してロキが戻ってこられた。
その剪定した者が未来のロキだったとは、これも実に“ウロボロス”的である。
ロキのお悩み相談部屋へようこそ!?
TVAの心臓、“時間織り機”を修復するための名案を思いついたO.B.とタイムリーが固く握手をしている様子を見て、シルヴィだけは何かを感じとったようだった。