2023年10月31日 20:00
『エクソシスト 信じる者』監督が描いたのは「憑依された子を持つ親のもろさ」特別映像解禁
と解説し、本作では取り憑かれた少女たちだけでなく、極限状態に陥った際の親の行動も重要であると語っている。
続けて「50年前に演じた役に戻るということはクリスの50年の人生を想像するということ」と語るのは、1974年のオリジナル版にて、悪魔に取り憑かれた少女リーガンの母親クリス・マクニールを演じ、新章となる本作で再登場を果たしたオスカー女優エレン・バースティン。
そんな彼女をレスリーは「エレンは本作の宝だ」と“エクソシスト“を語るうえで欠かせない人物であると語る。エレンは「恐ろしいことだわ。自分自身が内なる力に支配されてしまうなんてね。憑依は昔からあった。場所 宗教 文化を超えた普遍的な現象と言える」と本作で起きていることが必ずしもフィクションであると断定することはできず、“憑依“というものは我々の生活の中にすでに根付いているものであると語り、映像は締めくくられる。
オリジナル版の『エクソシスト』を史上最恐の映画の1つであるとともに、ホラーというジャンルにおける指標だと位置づけるのは、数々のホラー映画を生み出してきた“恐怖の工場長”ことジェイソン・ブラム。
この度本作の製作を務めたジェイソンは「『エクソシスト』は革新的な作品だったから、そのことを僕たちはこの新章で称えたかった。