“レトロフューチャー”セットに注目の「時をかけるな、恋人たち」美術デザイナーインタビュー公開
吉岡里帆と永山瑛太が出演する現在放送中のドラマ「時をかけるな、恋人たち」で美術デザインを担当する後藤レイコのインタビューが公開された。
本作は、広告代理店のアートディレクターとして、“つじつま合わせ”を得意とする一方で、自身の恋愛になると一線を越えられない現代人・常盤廻と、未来からやってきたタイムパトロール隊員・井浦翔によるSFラブコメディ。
美術デザイナーという職について後藤さんは「カメラに映り込む背景を統括して準備する仕事ですね。セットを組むのであれば私がデザインして、図面を書くスタッフに渡す。それをもとに大道具さんにセットを組んでもらい、デコレーター(装飾部)と部屋のインテリアについて打ち合わせをします」と説明し、「未来のガジェット等の小道具のデザインや造形も美術の仕事になります」と語る。
本作の脚本を手掛ける上田誠(ヨーロッパ企画)は、初めて撮影現場を訪れた際、後藤さんの手掛けたセットを見て大絶賛。そんな今作については、「レトロフューチャーな基地をセットでつくりたい」というオーダーがあったそうで、「アウトプットとして3Dデザインをすることもありますし、イラストや平面図を描くこともありますね。今回はパトロール基地の簡単な模型をつくって、監督をはじめとするスタッフに共有させてもらいました」と過程を明かした。
また“レトロフューチャー”について、『サンダーバード』を連想したそうで、「SFラブコメですから、高尚で重厚なセットというよりキッチュな感じを出したかった。ただセットまでコミカルにしてしまうと……やり過ぎかな、と。大人がつくる大人のラブコメですし、切ない展開もあることから、すべての色にグレーが混ざっているようなくすんだカラーリングの空間を提案しました」。
セットには、タイプライターといったレトロな小道具が見られるが、これについて「アナログ感の演出といいますか、手垢をつけたかったんですよね。監督も同じ意見でした」と言い、「監督は『時をかけるな、恋人たち』で描かれる未来の設定を『無線が人体に悪影響を及ぼしている』としたんです。だからすべてアナログな有線に回帰しているんですよね」とコメント。
さらに、「セットの中で目立つ2本の太い柱は、パトロール基地のハードディスクという設定にしました。そこからケーブルがたくさん垂れていて、ひとつは『フォゲッター』という意識や記憶を失くす機械に流れている。
もう1本の柱から出ているケーブルは、時空を行き来するための『時空境界線』につながっています。ボタンも押したらへこむ、触って楽しむアナログさがあると楽しいかな、と思ってタイプライターを配置して。ちなみタイプライターのアイデアは演出部の資料がキッカケでした。セットも小道具も私一人では作りきれてないものばかりです」と詳細に語っている。
「時をかけるな、恋人たち」は毎週火曜日23時~カンテレ・フジテレビ系にて放送中。
(シネマカフェ編集部)
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