まるでファッションショーのような衣装カメラテスト『私がやりました』特別映像解禁
フランソワ・オゾン監督最新作『私がやりました』より、衣装カメラテスト映像がシネマカフェに到着した。
11月3日より絶賛公開中の本作は、「犯人の座」をめぐり3人の女たちが駆け引きを繰り広げるという一風変わったストーリーとともに、舞台となる1930年代のスタイルと魅力的なファッションを着こなすキャストたちも話題だ。
この度公開となったのは、衣装フィッティング&照明テストの特別映像。衣装や照明、俳優のカメラの映り方を本編撮影前にテストした、役者たちの素の表情と衣装の数々が収められた貴重な映像となっている。優雅な音楽が流れるとともに、1930年代を象徴するような煌びやかな衣装をまとった主要キャストらが姿を現す。
映像の前半には、マドレーヌ(ナディア・テレスキウィッツ)とポーリーヌ(レベッカ・マルデール)が登場し、最初は家賃を滞納するほど貧乏だった2人の地味な服装が、映像が進むにつれ、互いに女優と弁護士として成功をおさめ、装いがだんだんと豪華になっていく部分に注目。特に人気女優としてスター街道を駆け上るマドレーヌのドレス姿は、思わず見とれてしまうほどの美しさだ。
さらに、さすがの存在感で大物女優のオーラを振りまくオデット・ショーメット(イザベル・ユペール)の姿も映し出される。
衣装デザイナーのパスカリーヌ・シャヴァンヌは、当時“聖なる怪物”とも呼ばれた、伝説の舞台女優サラ・ベルナール(1844-1923)をオデットのモデルにした、と話す。
ユペールの衣装は、無声映画時代に活躍した一昔前の大女優であることを表現するために、あえて本作の舞台から約30年前の1900年代の流行を取り入れたものとなっており、若さが眩しい主演2人と対照的に描かれる。
「わたしがやりました」と殺人を自供した若手女優と、彼女を助ける新人弁護士、そして犯人の座を奪い取ろうとするベテラン女優オデットなど、個性的なキャラクター揃いの本作では、衣装が役柄を表す大きな役目を担っている。シャヴァンヌのこだわりぬいた1930年代のスタイルと、細部までこだわりが詰まった衣装の数々に注目してほしい。
『私がやりました』は全国にて公開中。
(シネマカフェ編集部)
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