2023年11月13日 15:00
【ネタバレあり】「ロキ」S2・最終話 ロキは“神”として在り続ける…大切なもののために選んだ物語の終着
に戻る。だが、何度トライしてもやはりうまくいかないので、次はタイムリーとO.B.が初対面した時まで遡った。そして数百年をかけてO.B.並の知識を習得し、すべての段取りを把握した上で少々のアドバイスまで添えてタイムリーを時間織り機のもとへ送り出すことに成功する。
ところが、織り機が枝分かれした時間軸をまとめ始めたと思いきや、分岐は止まらず広がり続けてしまう。どれだけ織り機の処理速度を上げたとしても、無限に、永久に広がる多元宇宙はそもそも織り機で処理できるものではなかったのだ。
その後、シルヴィが在り続ける者を殺そうとする直前(シーズン1・最終話)へと時間移動したロキは、在り続ける者から時間織り機は神聖時間軸を守るための安全装置でしかなく、負荷がかかりすぎると神聖時間軸以外の余分な枝=分岐時間軸を強制的に剪定する仕組みだと聞かされる。織り機を直すためにロキが何度過去に戻り、どうあがいたとしても、途方もないほどの時間の無駄だったわけだ…。
やがて、在り続ける者の物語を書き換える“究極の選択”を決心したロキは、それを実行する前に再び時間移動して最も大切な2人に会いに行く。
最後に相棒のアドバイスを聞きたかったのだろう、まず向かったのはシーズン1・第1話、TVAでメビウスと初めてじっくり話したタイムシアター、「多才なロキの行動理由を知りたい」