くらし情報『『攻殻機動隊 SAC_2045 最後の人間』“今”の社会を反映させる「攻殻」の魅力 神山健治監督コメントも到着』

2023年11月19日 14:00

『攻殻機動隊 SAC_2045 最後の人間』“今”の社会を反映させる「攻殻」の魅力 神山健治監督コメントも到着

1989年に士郎正宗により発表された原作コミック『攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL』を起源とし、「攻殻機動隊」シリーズとしてアニメーション、ハリウッド実写映画など様々な作品群がこれまで展開されてきた。

1989年当時ではまだ普通の人々にとってはそれほど身近ではなかったインターネットや電脳犯罪を主体に描いた作品にもかかわらずその鮮烈なSFアクションと、時代を予見した展開は、いまなお新たなファンを世界中で獲得し続けている。

『攻殻機動隊 SAC_2045 最後の人間』“今”の社会を反映させる「攻殻」の魅力 神山健治監督コメントも到着

特に長年多くのファンを驚かせてきたのが、主人公の草薙素子をはじめ多くの人間が電脳化され、全身義体のサイボーグも当たり前に存在するSFの世界観でありながら、シリーズを通して描かれる身近な社会問題を含んだ濃厚なストーリーだ。

シリーズ前作となる『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』で描かれたのは高齢者社会や難民問題、そしてワクチン問題。放送開始された2002年当時ではまだそれほど身近ではなかった社会問題たちがまるで予見するかのように描かれ、その陰謀をめぐる素子たちの戦いはアニメファンに限らず多くの視聴者を魅了した。シリーズ最新作となる『攻殻機動隊 SAC_2045』でも、物語の最初に描かれたのは、ただの戦争ではなくAIが管理する経済行為としてコントロールされた戦争=サスティナブル・ウォー(持続可能戦争)

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