くらし情報『「模倣犯」は脚本開発に2年半、台湾ドラマ急成長の理由を名プロデューサーが語る』

2023年12月25日 18:30

「模倣犯」は脚本開発に2年半、台湾ドラマ急成長の理由を名プロデューサーが語る

そこで私たちは何年もかけて研究を重ね、「次の被害者」(2020年)、「模倣犯」(2023年)の2作で自信を深めました。

「模倣犯」は脚本開発に2年半、台湾ドラマ急成長の理由を名プロデューサーが語る
Netflixシリーズ「模倣犯」独占配信中
もう一つ大事なジャンルは、社会的テーマを取り上げた作品です。「悪との距離」(2018年)を製作した時から、ああいう社会の一面を切り取った作品は台湾の視聴者にうけると信じていました。台湾ではケーブルテレビがほぼ全家庭に普及しており、ニュースチャンネルだけでも10数チャンネルある。ニュースを視聴する習慣があるので、社会の動きを追うことに関心が高いのです。ですから「模倣犯」にも社会的テーマを盛り込みましたし、こうした作品を製作することで、世界中の人に台湾の姿を見てもらうチャンスが生まれると信じています。

脚本家の創作活動を支える取り組み

――TAICCAとの協力で実現した作品の例と、TAICCAによる支援の意義や成果についてどのように考えていますか?

韓国のKOFIC(韓国映画振興委員会)のように、TAICCAは台湾において大事な存在で、瀚草影視はTAICCAとファンドや脚本開発で協力関係を結んでいます。2022年には台湾の新進監督や作品を支援するファンド「合影視」

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