2024年1月26日 16:10
柄本佑主演『心の傷を癒すということ 劇場版』チャリティでオンライン無料配信中
柄本佑が主演を務め、阪神淡路大震災で被災者の心のケアに奔走した精神科医の生涯を描いた映画『心の傷を癒すということ 劇場版』が、「能登半島地震」への支援としてオンラインで無料配信されている。
本作は、阪神淡路大震災の際に被災者の心のケアに奔走した精神科医・安克昌氏の生涯を元に、1人の人間が未曾有の悲惨な状況の中で必死に心のケアの本質に迫ろうとした姿を描いた作品。
被災直後の避難所の様子や、大切な家族を亡くした方、心の動揺を「地震ごっこ」でおさめようとした子どもたちの姿も描かれている。被災者のそばに寄り添う安先生の姿や言葉は、いまの日本で、きっと多くの気づきを与えてくれるはずだ。
『心の傷を癒すということ 劇場版』
無料配信を企画したのは、阪神淡路大震災から30年となる2025年の1月公開を目指して、富田望生主演の映画『港に灯がともる』の制作準備をしている「合同会社ミナトスタジオ」。1月1日に能登半島地震が発生し、震災で苦しむ方々、被災者を支えたいと思っている方々のために何かできないかと考え、映画『心の傷を癒すということ 劇場版』製作委員会と協力し、今回の無料配信に至った。
映画『心の傷を癒すということ 劇場版』は、1995年の阪神・淡路大震災時、自ら被災しながらも、被災者の「心のケア」