高畑勲監督が日本語版を監修 ミッシェル・オスロ監督作『アズールとアスマール』4月リリース
ミッシェル・オスロ監督作『アズールとアスマール』のブルーレイとDVDが4月10日(水)に“三鷹の森ジブリ美術館ライブラリー”より発売されることが分かった。DVDレンタルと、デジタル配信(購入/レンタル)も同時開始される。
初の長編作品『キリクと魔女』(98)から、最新作『古の王子と3つの花』(22)まで、類稀なる想像力と綿密なリサーチを基に映画の世界を組み立て、架空の冒険ファンタジーと実在する世界が融合する作品を生み出し続けるミッシェル・オスロ監督。
この度発売する『アズールとアスマール』は、オスロ監督特有のエキゾチックな色彩美と装飾的な絵画スタイルに加え、3DCGによる人物描写を見事に融合させ、アフリカで育ったオスロ監督が常にテーマとしている異文化の問題を、実験的な方法で投げかけた人間同士の対立と融和を描く冒険ファンタジーだ。
また、本作の日本語吹替版の監修と翻訳・演出を行ったのは『キリクと魔女』以来、オスロ監督との親交が深かった高畑勲監督。吹替版では、この作品が投げかける“異文化”体験をより直感的に味わうことができる。
『アズールとアスマール』ブルーレイ&DVDは4月10日(水)