2024年4月5日 12:10
爆破するためのオイルバレルが積み重なる『HOW TO BLOW UP』日本版コンセプトビジュアル
『パラサイト 半地下の家族』『燃ゆる女の肖像』を手掛けたNEONの北米配給によりスマッシュヒットを記録した『HOW TO BLOW UP』よりコンセプトビジュアルが解禁された。
本作は、気候変動の脅威が差し迫る最中でテキサス州の石油精製工場を即席の爆弾で破壊しようとする8人の若者たちを描き、その過激さと危険さが議論を呼んだエコスリラー。
この度解禁されたのは、3DCGを用いた日本版オリジナルのコンセプトビジュアル。環境汚染によって苦しめられたメンバーたちが、手作りの爆弾で石油パイプラインを爆破するのに使用するオイルバレル(樽)をモチーフにしており、よく見ると「爆破法」「危険性」といった日本語も記されている。
メンバーたちの、いまにも爆発しそうな内なる憤りが伝わってくるような、物々しい印象のビジュアルに仕上がった。果たして彼らは、パイプラインを爆破して世界を変えることができるのか…?
本作ではメンバーによる手作り爆弾の制作を描くため、監督がパイプラインエンジニアやアメリカの反テロリズム専門家(匿名を希望)と接触。彼らへの詳しいインタビューに基づき、3インチの鋼製パイプラインを破壊するために必要な爆弾の製造方法を現実的に考案し、映画のストーリーに組み入れている。