亀梨和也&渡部篤郎、緊迫の対峙シーン…「ゲームの名は誘拐」現場レポート
長ぜりふからのスタートとなり、渡部さんが着席すると場が一気に引き締まり、静かで丁寧な口調ながらも、プレッシャーをかける葛城の物言いに、緊張度はさらに高まっていく。カメラが向いていないときも瞬きひとつせず、じっと渡部さんの姿を凝視していた亀梨さんは、撮影後「瞬きも芝居のひとつだから。計算してやっているときもあれば、集中していて瞬きを忘れているときもある」と語った。
また、監督やスタッフとも笑顔でコミュニケーションを交わし、余裕がにじむ渡部さん。着用しているスーツはオーダーメイドとなっており、副社長の威厳を出すよう、肩幅などを若干大きめに仕立てている。さらに、石澤役の飯田基祐と談笑したり、亀梨さんとも時に笑いも交えて話すなど、合間にはリラックスした姿をのぞかせていた。
「サイバープラン」社内で佐久間と葛城が顔を合わせるシーンは、第2話にも登場。佐久間が過去に手掛けたゲームの企画内容に興味を持った葛城が、佐久間にヒアリングを行うという場面。
今回は、亀梨さんからの長いプレゼンが続き、「2時間かけて覚えてきたから」と台本には、自身の登場シーンのページにびっしりと付箋が貼られ、シーンが終わるごとに付箋を剥がしながら、「これが快感なのよ」