父と娘の心の距離が近づく…『SCRAPPER/スクラッパー』本編映像
1994年生まれの新鋭シャーロット・リーガン監督の長編デビュー作『SCRAPPER/スクラッパー』より本編映像が解禁された。
サンダンス映画祭2023で審査員大賞を受賞した本作は、12年ぶりに再会した父娘のぎこちなくも愛おしい共同生活を描く、カラフルなビジュアルセンスが光るヒューマンドラマ。
![父と娘の心の距離が近づく…『SCRAPPER/スクラッパー』本編映像](https://imgc.eximg.jp/i=https%253A%252F%252Fs.eximg.jp%252Fexpub%252Ffeed%252FCinemacafe%252F2024%252FCinemacafe_92345%252FCinemacafe_92345_3fe34361d8b968843f55_2.jpg,small=600,quality=80,type=jpg)
この度解禁されたのは、共同生活が始まるも、なかなか歩み寄れない2人の距離がぐっと縮まる瞬間を捉えた本編映像。
ジョージー(ローラ・キャンベル)の“日課”である自転車の転売にジェイソン(ハリス・ディキンソン)も付き添い、いつものように自転車を盗もうとするジョージーとそれを見守るジェイソン。文句を言い合いつつ自転車の鍵を外そうとする2人だが、警官に見つかってしまう。
警官から必死で逃げる2人は軽やかで、「ノロマどもめ」と子どものように笑うジェイソンに、ジョージーが「静かにして」と嗜める様子も妙に愛おしい。
その後も、車道を挟んで反対側の歩道を歩きながら帰路に着く2人だが、ジョージーを喜ばせようとふざけるジェイソンに、いままで意地を張っていたジョージーも思わず笑みがこぼれてしまう。
母を亡くし、一人逞しく生きてきた中で、12年ぶりに突然現れた父を認められなかったジョージーと、父親としての正しい接し方が分からないながらも娘に歩み寄ろうとするジェイソン。