「美女と野獣」でベルを可憐に歌い上げる歌姫キャリー・アンダーソンがその魅力を語る
(Photo:cinemacafe.net)
1991年に誕生し、アニメーション映画として史上初めてアカデミー賞作品賞にノミネートという快挙を成し遂げた『美女と野獣』。数あるディズニーの傑作の中でも高い人気と称賛を集めてきた本作だが19年もの年月を経て今年は様々な展開が。「ディズニー・オン・クラシック」の公演と時を同じくして、10月9日(土)からは、この不滅のプリンセスラブストーリーを最新技術により3Dで蘇らせた『美女と野獣/ディズニー デジタル 3D(TM)』が全国にて公開。さらに同日、ブルーレイ&DVDがリリースされたほか、劇団四季によるミュージカル作品が年をまたいで上演されるなど、まさに“「美女と野獣」イヤー”とも言うべき幅広い展開を見せる。
この日、公開されたランスルーでも美しき愛の物語がオーケストラと共に披露される。第2部の「美女と野獣」パートでは、多くのファンにとってなじみ深い名曲に合わせて、キャスト陣が美しい歌声を響かせる。特に、醜い野獣が元の姿に戻るための鍵を握る可憐な少女・ベル役にキャスティングされたキャリーは、「マンマ・ミーア!」をはじめ数々のミュージカルで見せてきた実力を十二分に発揮し、その快活な歌声で聴く者の心を掴む。
そしてランスルー後、疲れたそぶりを見せることなく、笑顔を浮かべ我々の前に姿を現したキャリー。この「ディズニー・オン・クラシック」の公演のポイントをこう語る。
「(俳優ではなく)歌手がキャストのメインになるの。舞台上にはオーケストラが配置され、音楽をメインにして演じられる――そこでストーリーを伝えなくてはならないから、演技を最小限に抑えて音楽と歌を中心に聴いてもらうのが今回の公演のスタイルよ」と歌と音楽の魅力を強調する。
映画にオーケストラ、ミュージカルと多岐にわたって人々に愛される「美女と野獣」。この愛の物語がこれだけ長きにわたり多くの支持を受ける秘密はどこにあるのだろうか?
「映画の中の音楽の役割がとても大きいと思うわ。特にベルが出ているメインの楽曲で、『朝の風景』というシーンがあるけれど、そこで繰り広げられる美しい音楽、アニメーション、そしてまるでミュージカルのような展開はとても素晴らしいわ。ほかにもいろいろなプリンセスのストーリーがあるけれど、その中でも一番特徴のあるシーンになっていると思う。
ここを一度観てしまうと、最後まで一気に観ちゃうシーンだと思うわ」。
キャリー自身、公演の連続の日々だが、劇場版3Dはぜひ観に行きたいと心待ちにしているとか。
「さっき言った『朝の風景』のシーン。一輪のバラが舞うシーンがあるんだけど、どうなっているのか3Dでぜひ観てみたいわね」。
舞台上ではベルそのものになりきって美しく、可憐な姿を見せるキャリーだが、この席で作品そしてベルについて語るときの表情は、プリンセスに憧れる少女そのもの!改めてディズニー・プリンセスの物語が持つ“魔法”の凄まじさを感じさせる。
「私も、いつもベルのようにいつも自分らしくありたいと思っているの。ベルのように外見ではなく内面で人を判断したい――。そんなところも心がけているわ。
ディズニー・プリンセスはたくさんいるけれど、もし1人だけを選べと言われたら、わたしはベルを選ぶわ!それくらい大好きなの」。
この秋は舞台、そして劇場とフルコースで、野獣とプリンセスの美しき愛の物語に心を傾けてみては?
「ディズニー・オン・クラシック」は今後も全国各地で公演を開催。また、「美女と野獣 ダイヤモンド・コレクション」ブルーレイは発売中。『美女と野獣/ディズニー デジタル 3D(TM)』も全国のTOHOシネマズ、シネマイクスピアリほかにて公開中。
■関連作品:
美女と野獣/ディズニー デジタル 3D 2010年10月9日より全国のTOHOシネマズ、シネマイクスピアリほかにて公開
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